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健康管理

猫の健康診断は必要?費用・検査項目・受ける年齢や頻度を解説

2026.06.17#健康管理
猫の健康診断は必要?費用・検査項目・受ける年齢や頻度を解説

猫の健康診断は必要?費用の目安、検査項目、分かること、受ける年齢や頻度を解説。子猫・成猫・シニア猫それぞれの健康チェックのタイミングも紹介します。

この記事の目次

  1. 1 猫の健康診断は必要?
  2. 2 猫の健康診断で分かること
  3. 3 猫の健康診断の主な項目
  4. 4 猫の健康診断の費用はいくらくらい?
  5. 5 健康診断は何歳から受ける?
  6. 6 猫の健康診断はどのくらいの頻度で受ける?
  7. 7 健康診断を受けるおすすめのタイミング
  8. 8 健康診断前に準備しておくこと
  9. 9 健康診断だけでなく、日々の記録も大切
  10. 10 CATMIRUで健康診断前の記録をまとめておく
  11. 11 よくある質問
  12. 12 まとめ

猫と暮らしていると、

「猫の健康診断って必要なの?」

「費用はいくらくらいかかる?」

「どんな項目を見てもらえるの?」

「何歳から受ければいい?」

と迷うことはありませんか。

猫は体調不良を隠すことが多い動物です。

見た目には元気そうに見えても、

ごはんの量が少し減っているおしっこの回数が変わっている体重が少しずつ減っている口の中にトラブルがある内臓の数値に変化が出ている

ということもあります。

毎日の健康チェックも大切ですが、飼い主だけでは気づきにくい変化もあります。

そのため、動物病院で定期的に健康診断を受けることは、病気の早期発見や体調管理に役立ちます。

この記事では、猫の健康診断の必要性、費用の目安、検査項目、分かること、受けるタイミングや年齢について解説します。

猫の健康管理全体を見直したい人は、猫の健康管理チェックリストも参考にしてください。

1猫の健康診断は必要?

猫の健康診断は、元気なうちから受けておくことが大切です。

「具合が悪くなってから病院に行けばいい」と思うかもしれません。

しかし、猫は体調不良を分かりやすく見せないことがあります。

たとえば、

食欲が少し落ちている水を飲む量が増えているおしっこの回数が増えているうんちが出にくくなっている体重が少しずつ減っている動きが少なくなっている

という変化は、毎日一緒にいると意外と気づきにくいものです。

健康診断では、体重測定、身体検査、血液検査、尿検査、便検査などを通して、普段の生活だけでは分かりにくい体の状態を確認できます。

病気を完全に防げるわけではありませんが、早めに変化に気づくきっかけになります。

2猫の健康診断で分かること

猫の健康診断では、見た目だけでなく、体の内側の状態も確認できます。

主に分かることは次のような内容です。

項目分かること
体重測定体重増加・体重減少・肥満傾向
視診・触診皮膚、毛並み、しこり、体つき、痛みの有無
聴診心音、呼吸音の異常
口腔チェック歯石、歯肉炎、口内炎、口臭
血液検査貧血、炎症、肝臓・腎臓などの数値
尿検査腎臓・膀胱・尿路の状態、尿の濃さ
便検査寄生虫、消化状態、腸内の異常
レントゲン胸部・腹部・骨格などの状態
超音波検査腹部臓器、膀胱、心臓などの状態

すべての検査を毎回行う必要はありません。

年齢、体調、持病、過去の検査結果、動物病院の方針によって、必要な項目は変わります。

3猫の健康診断の主な項目

身体検査

身体検査では、獣医師が猫の体を見たり触ったりして、全身の状態を確認します。

たとえば、

体重体型皮膚毛並み目耳口の中リンパ節関節お腹の張りしこり

などを確認します。

身体検査だけでも、体重変化、口の中の異常、しこり、皮膚トラブル、脱水傾向などに気づくきっかけになります。

普段から体重を記録している場合は、診察時に伝えると役立ちます。

猫の体重管理については、猫の体重を記録するメリットも参考にしてください。

血液検査

血液検査では、体の内側の状態を数値で確認できます。

主に、

貧血がないか炎症がないか肝臓の数値腎臓の数値血糖値タンパクの状態電解質

などを見ます。

シニア猫では、腎臓病や甲状腺疾患などのチェックとして血液検査が行われることもあります。

ただし、血液検査だけですべての病気が分かるわけではありません。

尿検査や画像検査と組み合わせることで、より詳しく確認できることがあります。

尿検査

尿検査では、おしっこの状態を確認します。

猫では腎臓や泌尿器のトラブルが気になることもあるため、尿検査は健康診断でも重要な項目です。

尿検査で見られることには、

尿の濃さ尿のpHタンパク糖潜血結晶細菌の有無

などがあります。

おしっこの回数が増えた、水を飲む量が増えた、トイレに何度も行く、血尿があるなどの場合は、尿検査が役立つことがあります。

猫のおしっこの回数については、猫のおしっこ回数の目安も参考にしてください。

便検査

便検査では、うんちの状態を確認します。

主に、

寄生虫の有無消化状態血液の混入腸内の異常

などを見ます。

子猫を迎えたばかりの時期や、保護猫を迎えた直後、下痢が続くときなどは、便検査をすすめられることがあります。

うんちの回数や状態については、猫のうんち回数の目安も参考にしてください。

レントゲン検査

レントゲン検査では、胸やお腹、骨格などを画像で確認します。

たとえば、

心臓の大きさ肺の状態骨の異常内臓の位置や大きさ便のたまり具合異物の有無

などを確認することがあります。

健康診断の基本項目に含まれる場合もあれば、オプションとして追加する場合もあります。

超音波検査

超音波検査では、お腹の中の臓器や膀胱、心臓などを詳しく見ることがあります。

レントゲンでは分かりにくい臓器の内部の状態を確認できることがあります。

ただし、検査には猫がじっとしている必要があるため、猫の性格や体調によって実施方法は変わります。

必要かどうかは、獣医師と相談して決めましょう。

4猫の健康診断の費用はいくらくらい?

猫の健康診断の費用は、動物病院や検査項目によって大きく変わります。

目安としては、基本的な健康診断で5,000円〜10,000円程度になることがあります。

ただし、

血液検査尿検査便検査レントゲン超音波検査甲状腺ホルモン検査心臓検査

などを追加すると、費用は高くなります。

詳しい検査を含む場合は、10,000円を超えることもあります。

動物病院によって、健康診断セットやシニア健診コースが用意されていることもあります。

費用が気になる場合は、事前に、

どんな検査が含まれているか追加料金がかかる項目はあるか検査結果はいつ分かるか絶食が必要か尿や便を持参した方がよいか

を確認しておくと安心です。

5健康診断は何歳から受ける?

猫の健康診断は、子猫のうちから受けておくと安心です。

特に、子猫を迎えた直後は、

健康状態寄生虫の有無ワクチンの予定体重や成長状態食事内容便の状態

などを確認しておくことが大切です。

成猫になってからも、元気なうちから定期的に受けることで、その子の普段の数値を把握しやすくなります。

普段の状態が分かっていると、体調が悪くなったときに「いつもと比べてどう変わったか」を判断しやすくなります。

6猫の健康診断はどのくらいの頻度で受ける?

健康診断の頻度は、年齢や体調によって変わります。

目安としては、次のように考えると分かりやすいです。

年齢・状態健康診断の目安
子猫お迎え後、ワクチン時期、成長確認のタイミング
若い成猫年1回程度
7歳前後から年1回以上、必要に応じて半年に1回
シニア猫半年に1回程度を検討
持病がある猫獣医師の指示に合わせる
食欲・排泄・体重に変化がある猫早めに相談

猫は年齢を重ねるスピードが人間より早いため、シニア期に入ったら検査頻度を増やすことも検討しましょう。

特に、7歳前後からは腎臓、歯、体重、関節、甲状腺などの変化が気になりやすくなります。

シニア猫の健康管理については、シニア猫の健康管理も参考にしてください。

7健康診断を受けるおすすめのタイミング

猫の健康診断は、次のようなタイミングで受けると考えやすいです。

お迎えした直後

子猫や保護猫を迎えた直後は、まず健康状態を確認しておくと安心です。

特に、

食欲体重便の状態寄生虫ワクチン歴避妊去勢手術の予定持病の有無

などを確認しておきましょう。

保護猫を迎える場合は、保護猫を迎える準備も参考になります。

子猫を迎える場合は、子猫を迎える準備も参考にしてください。

ワクチンや予防のタイミング

ワクチン接種や予防で動物病院に行くタイミングで、健康診断について相談するのもおすすめです。

定期的に通院するきっかけがあると、健康状態の変化も確認しやすくなります。

誕生日やうちの子記念日

健康診断を忘れやすい場合は、猫の誕生日やうちの子記念日に合わせるのもよい方法です。

毎年同じ時期に受けると、体重や検査結果を比較しやすくなります。

シニア期に入ったタイミング

7歳前後からは、シニア期に向けて健康診断の内容を見直すタイミングです。

これまで年1回だった場合も、半年に1回の検査を検討したり、血液検査や尿検査を追加したりすることがあります。

いつもと違う変化があるとき

次のような変化がある場合は、定期健診を待たずに動物病院へ相談しましょう。

ごはんを食べない水を飲む量が増えたおしっこが増えたうんちが出ない下痢が続く体重が減った元気がない隠れる時間が増えた歩き方がおかしい呼吸が苦しそう

「健康診断の時期まで待とう」とせず、気になる変化がある場合は早めに相談することが大切です。

8健康診断前に準備しておくこと

健康診断を受ける前には、次のことを確認しておきましょう。

絶食が必要か尿や便を持参するか普段飲んでいる薬やサプリを伝える食欲や排泄の変化をメモする体重の記録を持っていく気になる症状をまとめておくキャリーに慣らしておく

特に、尿検査や便検査がある場合は、採尿・採便の方法を事前に動物病院へ確認しておくと安心です。

また、猫は病院に行くことで緊張しやすい動物です。

キャリーを普段から部屋に置いて慣らしておくと、通院時の負担を少し減らしやすくなります。

9健康診断だけでなく、日々の記録も大切

健康診断は大切ですが、年に数回の検査だけですべてを把握できるわけではありません。

日々の様子を見ておくことも大切です。

特に、

ごはん水おしっこうんち体重元気や行動

は、普段から見ておきたい項目です。

たとえば、健康診断で「少し体重が減っています」と言われたときに、普段のごはん量や体重記録があると、変化を振り返りやすくなります。

猫の健康記録について詳しく知りたい人は、猫の健康記録はなぜ必要?も参考にしてください。

10CATMIRUで健康診断前の記録をまとめておく

CATMIRUは、猫のごはん・おしっこ・うんち・水替え・体重などを記録し、家族で共有できる猫のお世話記録アプリです。

健康診断の前に、

最近の食欲おしっこの回数うんちの状態体重の変化水替えや薬の記録

を見返せると、動物病院で普段の様子を伝えやすくなります。

家族で猫を飼っている場合も、誰か一人だけが把握するのではなく、同じ記録を見ながら健康管理できます。

CATMIRUはこちら

11よくある質問

猫の健康診断は毎年必要ですか?

若い成猫でも、年1回程度の健康診断を検討すると安心です。

シニア猫や持病がある猫では、半年に1回など、より短い間隔での受診をすすめられることがあります。

頻度は猫の年齢や体調によって変わるため、かかりつけの動物病院で相談しましょう。

元気なら健康診断を受けなくても大丈夫ですか?

元気に見えても、体の内側で変化が起きていることがあります。

特に猫は体調不良を隠すことがあるため、元気なうちから定期的に確認しておくことが大切です。

健康診断の費用はどのくらいですか?

基本的な健康診断では5,000円〜10,000円程度が目安になることがあります。

ただし、血液検査、尿検査、レントゲン、超音波検査などを追加すると費用は変わります。

事前に動物病院へ確認しましょう。

健康診断では血液検査だけ受ければいいですか?

血液検査は大切ですが、それだけですべてが分かるわけではありません。

尿検査、便検査、身体検査、必要に応じた画像検査などを組み合わせることで、より多くの情報を得られます。

シニア猫はどのくらいの頻度で健康診断を受ければいいですか?

シニア猫では、半年に1回程度の健康チェックを検討すると安心です。

腎臓、甲状腺、体重、歯、関節など、年齢とともに気になる項目が増えるため、獣医師と相談して検査内容を決めましょう。

12まとめ

猫の健康診断は、病気になってから受けるものではなく、元気なうちから体の状態を確認するためのものです。

健康診断では、

身体検査血液検査尿検査便検査レントゲン超音波検査

などを通して、猫の体調変化に気づくきっかけになります。

費用は検査内容によって変わりますが、基本的な健康診断では5,000円〜10,000円程度が目安になることがあります。

若い成猫は年1回程度、シニア猫は半年に1回程度を目安に、年齢や体調に合わせて受けるタイミングを考えましょう。

また、健康診断だけでなく、日々のごはん・排泄・体重の記録も大切です。

毎日の小さな変化を見ておくことで、健康診断の結果もより活かしやすくなります。

愛猫の健康を守るために、定期的な健康診断と日々の記録を組み合わせて、無理なく健康管理を続けていきましょう。

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