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健康管理

猫の体重が減る原因は?病気のサイン?考えられる理由と受診の目安を解説

2026.06.08#健康管理
猫の体重が減る原因は?病気のサイン?考えられる理由と受診の目安を解説

猫の体重減少が気になる人へ。体重・ごはん・トイレ記録を残し、いつから痩せたのか家族で共有する方法を紹介します。

この記事の目次

  1. 1 猫の体重減少はなぜ注意が必要?
  2. 2 どれくらい体重が減ったら気にするべき?
  3. 3 猫の体重が減る主な原因
  4. 4 こんな症状は要注意
  5. 5 シニア猫で特に注意したいこと
  6. 6 体重だけでなく一緒に見たいもの
  7. 7 記録しておくと変化に気づきやすい
  8. 8 アプリで体重・ごはん・トイレ記録をまとめる方法
  9. 9 受診の目安
  10. 10 体重減少チェックリスト
  11. 11 まとめ

「最近、猫が少し痩せた気がする」

「体重を測ったら前より減っていた」

「食欲はあるのに、なぜか体重が落ちている」

そんな変化に気づくと心配になりますよね。

猫の体重減少には、

  • 加齢によるもの
  • 食事量の変化
  • 口や歯のトラブル
  • ストレス
  • 病気によるもの

など、さまざまな原因があります。

特に猫は体調不良を隠すことが多いため、見た目では元気そうに見えても、体重に変化が出ていることがあります。

この記事では、猫の体重が減る主な原因、注意したい症状、病院へ行くべき目安、日頃のチェックポイントをわかりやすく解説します。

猫の体重推移を見直したい人は、猫の体重推移の見方 も参考にしてください。

1猫の体重減少はなぜ注意が必要?

猫は体調不良を隠すことが多い動物です。

そのため、見た目では元気そうに見えても、体の中で病気や不調が進んでいることがあります。

特に注意したいのは、

「食欲はあるのに痩せてきた」

という場合です。

ごはんを食べているのに体重が減る場合、栄養をうまく吸収できていない、代謝が変化している、病気が関係しているなどの可能性があります。

また、体重減少は少しずつ起こることが多く、毎日一緒にいると気づきにくいことがあります。

だからこそ、定期的に体重を測り、推移を見ておくことが大切です。

体重記録のメリットについては、猫の体重を記録するメリット でも詳しく解説しています。

2どれくらい体重が減ったら気にするべき?

猫の体重変化を見るときは、何kg減ったかだけでなく、体重の何%減ったかを意識すると分かりやすくなります。

ひとつの目安として、体重の5%以上の減少がある場合は注意して見ておきたいところです。

たとえば、5kgの猫なら5%は約250gです。

注意したい体重減少の例

  • 5.0kg → 4.7kg
  • 4.5kg → 4.2kg
  • 4.0kg → 3.8kg

このような変化が短期間で起きた場合は注意が必要です。

もちろん、5%未満なら必ず問題ないという意味ではありません。

食欲やトイレ記録、元気の様子、飲水量などもあわせて見ることが大切です。

猫の平均体重や適正体重が気になる人は、猫の体重は平均何kg? も参考になります。

3猫の体重が減る主な原因

食事量が減っている

最も分かりやすい原因は、食事量の減少です。

たとえば、

  • フードを変えた
  • フードの香りが落ちた
  • 好みが変わった
  • 食事場所が落ち着かない
  • ストレスがある
  • 他の猫にごはんを取られている

などが関係することがあります。

猫は少しずつ食べる量が減っていても、見た目では分かりにくいことがあります。

「完食しているか」「残す日が増えていないか」を確認しましょう。

食欲が落ちている場合は、猫がご飯を食べない原因 も参考になります。

シニア期による筋肉量の低下

高齢猫では、筋肉量が少しずつ減ることがあります。

特に11歳以降は、体重そのものだけでなく、筋肉量の変化にも注意したい時期です。

たとえば、

  • 背中がごつごつしてきた
  • お尻周りが痩せた
  • ジャンプしにくそう
  • 歩き方が変わった
  • 寝ている時間が増えた

といった変化が見られることがあります。

シニア猫では、体重減少が病気の最初のサインになることもあります。

シニア期のケアについては、シニア猫の健康管理 も参考にしてください。

歯や口のトラブル

猫は痛みを隠すことがあります。

歯周病、歯肉炎、口内炎などがあると、食べたい気持ちはあっても、痛みで十分に食べられないことがあります。

たとえば、

  • 食べたそうにするのに食べない
  • ドライフードを嫌がる
  • 片側だけで噛む
  • よだれが増える
  • 口を気にする
  • フードをこぼす

といった様子がある場合は、口の中のトラブルも考えられます。

気になる場合は、動物病院で相談しましょう。

腎臓病

猫で注意したい病気のひとつが腎臓病です。

腎臓病では、次のような変化が見られることがあります。

  • 水をよく飲む
  • おしっこが増える
  • 体重が減る
  • 食欲が落ちる
  • 毛づやが悪くなる
  • 元気がなくなる

特にシニア猫では、体重減少と飲水量・おしっこ回数の変化を一緒に見ておくことが大切です。

おしっこの変化については、猫のおしっこ回数の目安 も参考になります。

甲状腺機能亢進症

高齢猫で注意したい病気のひとつに、甲状腺機能亢進症があります。

特徴として、

  • 食欲がある
  • よく食べる
  • でも痩せる
  • 落ち着きがない
  • 水をよく飲む
  • 嘔吐や下痢がある

などが見られることがあります。

「食べているから大丈夫」と思っていても、体重が減っている場合は注意が必要です。

糖尿病

糖尿病でも、体重減少が見られることがあります。

特徴として、

  • 水をたくさん飲む
  • おしっこが増える
  • 体重が減る
  • 食欲が増えることがある
  • 元気がなくなる

などが見られることがあります。

飲水量やおしっこ回数、体重の変化をあわせて確認しましょう。

水を飲む量が気になる人は、猫が水を飲まない原因 も参考になります。

消化器疾患

胃腸炎や炎症性腸疾患など、消化器の不調で体重が減ることもあります。

食べていても栄養をうまく吸収できなかったり、下痢や嘔吐が続いたりする場合があります。

見ておきたい変化は、

  • 下痢が続く
  • 嘔吐が続く
  • うんちの状態が変わる
  • 食欲が不安定
  • 体重が減る

などです。

うんちの変化については、猫のうんち回数の目安 も参考になります。

多頭飼いで食べられていない

多頭飼いでは、体重減少の原因が食事環境にあることもあります。

たとえば、

  • 食いしん坊の猫にごはんを取られている
  • 他の猫が近くにいて落ち着いて食べられない
  • 食べるのが遅い猫だけ十分に食べられていない
  • 療法食やフードの管理が混ざっている

といったケースです。

多頭飼いでは、猫ごとに食事量と体重を記録することが大切です。

多頭飼いのごはん管理については、多頭飼いのごはん管理 も参考になります。

4こんな症状は要注意

体重が減っているだけでなく、次のような症状がある場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

  • 食欲も落ちている
  • 水を大量に飲む
  • おしっこ回数が増えた
  • 嘔吐が続く
  • 下痢が続く
  • 毛づやが悪い
  • 元気がない
  • 食べているのに痩せる
  • 呼吸が苦しそう
  • ぐったりしている

特に、食欲低下や元気消失、嘔吐・下痢が続く場合は、自己判断で様子を見続けないようにしましょう。

猫の健康チェック全体は、猫の健康管理チェックリスト も参考になります。

5シニア猫で特に注意したいこと

11歳以上の猫では、体重減少が病気の最初のサインになることがあります。

特に注意したいのは、

  • 腎臓病
  • 甲状腺機能亢進症
  • 糖尿病
  • 歯や口のトラブル
  • 消化器疾患
  • 筋肉量の減少

などです。

シニア猫では、若い頃よりもこまめに体重を測るのがおすすめです。

あわせて、

  • ごはん量
  • おしっこ回数
  • うんちの状態
  • 飲水量
  • 元気や行動

も確認しましょう。

6体重だけでなく一緒に見たいもの

体重が減ったときは、体重だけで判断しないことが大切です。

あわせて見たいのは、

  • ごはん量
  • 食欲
  • おしっこ回数
  • うんち回数
  • 飲水量
  • 元気や行動
  • 嘔吐や下痢の有無

です。

たとえば、

体重減少+飲水量増加

水をよく飲み、おしっこも増えている場合は、腎臓病や糖尿病などのサインである可能性があります。

体重減少+食欲低下

食事量が減っている場合は、口の中のトラブル、消化器の不調、ストレス、病気などが関係していることがあります。

体重減少+食欲あり

よく食べているのに痩せる場合は、甲状腺機能亢進症などが関係していることもあります。

いずれの場合も、気になる変化が続くなら動物病院へ相談しましょう。

7記録しておくと変化に気づきやすい

体重は、少しずつ減ると気づきにくいものです。

たとえば、

5.0kg

4.9kg

4.8kg

4.7kg

という変化は、毎日見ていると分かりにくいことがあります。

しかし、体重推移を記録していると、変化が一目で分かります。

さらに、ごはん量・おしっこ・うんちも一緒に記録しておくと、体重減少の背景を考えやすくなります。

紙で記録したい人は、猫の体重記録表テンプレート猫の健康管理ノートPDF も活用できます。

8アプリで体重・ごはん・トイレ記録をまとめる方法

最近では、CATMIRUのようなお世話記録アプリを利用して、

  • 体重
  • ごはん
  • おしっこ
  • うんち
  • 水替え

をまとめて管理する家庭も増えています。

「いつから減り始めたのか」

「食欲も落ちているのか」

「おしっこやうんちに変化があるのか」

を把握しやすくなるため、受診時にも役立ちます。

家族で共有できるため、共働き家庭や多頭飼いでも健康状態を見守りやすくなります。

CATMIRUはこちら

https://catmiru.com/

猫のお世話をスマホで管理したい人は、猫のお世話管理アプリおすすめ も参考になります。

9受診の目安

以下に当てはまる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

  • 体重が急に減った
  • 体重が5%以上減少した
  • 食欲が落ちている
  • 水を大量に飲む
  • おしっこが増えている
  • 嘔吐や下痢が続く
  • 食べているのに痩せる
  • 元気がない
  • シニア猫で体重が減ってきた

体重減少は、見た目では分かりにくい体調変化のサインになることがあります。

「少し気になる」段階でも、記録を持って相談できると安心です。

10体重減少チェックリスト

体重

  • 前回より減っている
  • 短期間で減った
  • 5%以上減っている
  • 体重減少が続いている

ごはん

  • 食欲が落ちている
  • 食べる量が減った
  • 食べているのに痩せる
  • フードを残す日が増えた

トイレ記録

  • おしっこが増えた
  • うんちの状態が変わった
  • 下痢や便秘が続く
  • 水をよく飲む

行動

  • 元気がない
  • 寝る時間が増えた
  • 毛づやが悪い
  • 嘔吐がある
  • 口を痛がる様子がある

11まとめ

猫の体重減少には、

  • 食事量の変化
  • 加齢
  • 口のトラブル
  • 腎臓病
  • 糖尿病
  • 甲状腺疾患
  • 消化器疾患
  • 多頭飼いで十分に食べられていない

など、さまざまな原因があります。

特に、

「食欲はあるのに痩せる」

「水をよく飲むのに痩せる」

「シニア猫の体重が少しずつ減る」

場合は注意が必要です。

日頃から体重を記録し、ごはん・トイレ記録・飲水量・元気の様子もあわせて見ることで、小さな変化に気づきやすくなります。

愛猫の健康を守るために、まずは月1回でも体重を記録する習慣を作ってみましょう。

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